【スマホの闇】SNSはスロットマシンと同じ仕掛けで出来ている!
2010年代から急速に普及したスマホ。
人と人をつないだり、個人でも有益な情報が発信できたりとたいへん便利ですが、健康への悪影響や依存症問題など、徐々に闇の部分を強く指摘する人が増えてきています。
今回の記事では、スマホの代名詞ともいえるSNSの闇について「スロットマシンと仕組みは同じ」ということについて解説していきます。
スロットマシンのランダム性・ドーパミン分泌を手本にしている
スマホのSNSは主にツイッターやFacebook等がありますが、これらの戦略にはアメリカのスロットマシーンの仕組みを手本に作られています。
これを聞いてみなさんはどう思いますか?
スロットマシーンってアメリカだけじゃなくて、日本にもありますよね。
近所に!!!
そう、パチンコ屋のスロットコーナーです。
国内では随分前からギャンブル依存症が社会問題になっていますが、その依存度は人を自殺にまで追い込むほど強力です。
現代人であれば、SNSの1つや2つみんなやっていますよね。
人を自殺にまで追い込むほどのスロットマシン(もはや殺戮兵器)をお手本に作られたSNSサービスはスマホを持っていれば誰でも空いた時間にできるため、見方を変えればスロットマシンと同じようなものをみんな持ち歩いているとも言えるでしょう。
は? スロットマシン? 何のこっちゃ?
と思う人もいますよね。
スロットマシンのどこを手本にして作られているのかというと、”ランダム性”によって”ドーパミンが分泌される”という部分です。
スロットマシンに多くの人が虜になって大金をつぎ込んでしまうのは、このランダム性にあるとう研究がされています。
分かりやすい実験でいうと、ハトを使った実験で、目の前にスロットマシンと同じようにレバーを置き、レバーを引くとエサが落ちてくるという研究があります。
この実験では、レバーを引いたときに毎回エサが落ちてくるときよりも、ランダム落ちてきたほうがハトはより多くレバーを引くということが分かったのです。
これは、人間がスロットマシンにを行うときも同様で、ランダムに報酬を与えたほうがレバーを多く引くということと同じです。
毎回報酬が出るよりも、ランダムに出たほうが脳内のドーパミンが多く分泌されるため、中毒に陥ってしまうという仕組みになります。
これと同様にSNSの開発者たちも、どれだけ人々をSNSに取り込むかという戦略にスロットマシンの仕組みを利用しているのです。
SNSは投稿をすることでフォロワーや拡散先の相手からいいねやリツイートを貰うことができます。
しかし、毎回いいねやリツイートをたくさん貰えるわけではありません。
自分がたくさんいいねを貰えると思ったコメントを載せた投稿でも、予想が外れる場合があり、また逆に適当につぶやいた投稿にいいねやリツイートが集まる場合もあります。
このランダム性がスロットマシンにそっくりで、いいねやリツイートがスロットでいう報酬となるのです。
スロットマシンでは、生のお金が減っていくので浪費がしていることが分かりやすいですが、SNSは金銭でなく、時間の浪費になるので、損失感や奪われている感覚が分かりにくい特徴があります。
お金を消費しているのではなく、時間を消費しているので、「まぁいっか」とついついなってしまうというわけです。
時間=お金、時間>お金という感覚がしっかりと身についている人であればどっぷり嵌まりにくいですが、時間<お金の感覚の人は中毒になりやすく、多くの時間をSNSに浪費してしまうという開発者たちの思惑通りになってしまいます。
子供のSNS使用は危険
成人を迎えた大人たちもSNS中毒になってしまうほどです。
今では子供でも気軽にSNSを行える時代ですが、アイフォンの開発者であるスティーブン・ジョブスは自分の子供には絶対スマホを持たせなかったと言っています。
開発者だけに、どれだけスマホが子供に悪影響を与えることになるか分かっていたのでしょう。
SNSはスロットマシンと同じくらい依存性があるので、安易に子供が使用するのはとても危険だと言えます。
頭のいい人達に搾取されないために
スマホのSNSに限らず、世の中には多くの発明品がありますが、どれも頭のいい人たちが無意識に嵌まり込んでしまうような戦略のもと開発をしていると理解しましょう。
サービスの裏側を理解することなく、「便利だから」「楽しいから」と何も考えずに使用していると、人生の大切な時間やお金が奪われてしまいます。
頭のいい人たちに搾取されないためにも、ひとりひとりがサービスの裏側やデメリットを理解し、しっかりと見極めてから利用していくことが大切です。
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