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真空パック式のウォーターサーバーの特徴やメリット・デメリットについて

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人間にとって水は必要不可欠なものです。毎日飲むため、できればおいしい水をとウォーターサーバーの導入を検討している人もいるでしょう。

 

ウォーターサーバーには、いくつかの種類がありますが、真空パック式にはボトル式にはない特徴があります。この記事では、ウォーターサーバーで使用する真空パックの特徴やメリット・デメリットについて説明していきます。

 

 
 

ウォーターサーバーの真空パック式の特徴

真空パック式は、下記の写真のようにビニールの容器に水が入っています。

 

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ボトルタイプのウォーターサーバーは、どうしても空気が入ってしまうものがあります。

 

真空パック式では、採水してすぐに密封するため、注水を開始してから完了するまでの間、空気に触れることが限りなくゼロに近いという特徴があります。

 

真空パック式のメリット

空気が混入しないため、常に新鮮で安全な水が飲める

ウォーターサーバーを利用する限り、誰でも新鮮で安全な水を毎日飲みたいはずです。

 

しかし、水道水より新鮮で衛生面でも優れているウォーターサーバーでも、空気中に含まれている細菌などから新鮮な水でなくなってしまう可能性があります。

 

ウォーターサーバーでは、サーバー内部で空気中の細菌が繁殖してしまうと、新鮮な水ではなくなります。

 

真空パック式は、空気が混入するのを断つことを最大の目的として製造しているため、常に新鮮で安全な水を飲むことができるのです。

 

ボトルタイプの中にも空気が入らないように工夫されているものがありますが、既存のワンウェイ式のボトルタイプのものや、リターナブルボトル(ガロンボトル)と比較しても、真空パック式は非常に空気が入りづらい仕様になっているので多くの人から注目を集めています。

 

 

 
 

 

酸化の心配がない

ワンウェイ式のボトルタイプや、リターナブルボトル(ガロンボトル)では、水が少なくなるにつれて空間ができてしまうため、水の酸化が心配という方が多くいます。

 

定期的に水を飲んでいる時期であれば、それほど心配することはありませんが、旅行などで長期間外出することがあった場合には、水の酸化がどうしても心配になるでしょう。

 

真空パックタイプは、伸縮性に優れているので、残っている水の量に合わせて大きさを変え、空間をなくすことができます。

女性や高齢者でも簡単に交換できる

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真空パックタイプは非常に軽量なため、力に自信のない女性や高齢者でも簡単に交換することが可能です。

 

水の重さまでは変えられませんが、ボトルタイプのようにひっくり返す必要がなくなるので、力がなくてもボタンを一つ押すだけで楽に注水ができるメリットがあります。


ゴミがかさばらない

ボトルタイプのものは、コンビニなどで市販されているペットボトルと同じ素材で作られていることが多いため、たとえ潰したとしても大きなゴミになってしまうのがデメリットです。

 

ワンウェイ方式のウォーターサーバーを利用している人の中では、ボトルを潰すのが面倒という意見や、場所を取るために邪魔という意見が多くあります。

 

真空パック式は、使い終わったらキッチンペーパー2枚分くらいのコンパクトサイズに畳むことができるので、ゴミがかさばることがありません。

 

使用から処分まで手間がかからない

真空パック式であれば、水をパックのみで包んでいるため、飲み終わった時点で完全に潰れてゴミにすることが可能です。

 

ウォーターサーバーで使用するボトルは非常に大きいサイズのものになりますので、潰すことに多くの労力を使うことになります。

 

育児中の女性で忙しい人や高齢者にとって、定期的になる作業はとてもめんどうに感じるはずです。

 

使用からゴミになるまでにかかる手間が少なくて済むのも真空パック式のメリットです。

 

真空パック式のデメリット

見た目が悪い

真空パックタイプは、伸縮性に優れていますが、水が減ってくるとボトルタイプのように形状を保つことができません。

 

そのため、水が減るにつれて、どうしても見た目が悪くなってしまうというデメリットがあります。

 

容器のセットが面倒になるケースがある

通常のボトルタイプであれば差し込むだけでセットが完了しますが、真空パックタイプではニードルを差し込んでロックするなど、ボトルタイプに比べて交換時に手間がかかってしまいます。

 

定期的に交換するものですから、人によっては面倒に感じるケースもあるでしょう。


取扱いに注意が必要

真空パックタイプは、ゴミになるときにかさばらないのがメリットですが、環境面に悪影響を与えてしまうのが難点となっているのです。

 

真空パックのビニールは、石油で作られているため、ゴミにすると環境には決してよくありません。

 

同じようなことがボトルタイプのものにも言えますが、ビニールには他にも飛散して自然動物に悪影響を与えるなど、環境問題に繋がってしまう要素が多いので、取り扱いには注意が必要になります。

 

 

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