答え・正解がない時代の柔軟な生き方は?絶対論を作らない資本主義への理解
激動の平成も終わり令和の時代がやってきました。
急速に変化する現代では、昭和時代のように〇〇をやっていれば良いという価値観は全くと言っていいほどなくなりました。
人生に対する答えや正解がない時代にどのように良いか迷ている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、答えや正解がない時代の生き方について解説していくので参考にしてみてください。
絶対論がなくなった根本的な理由
従来の日本では、理想的な生き方が決まっていました。
義務教育では学習や部活に励み、よい大学に入学して安定した会社に入社して家族を持ち、マイホームを建て定年まで働いて老後を迎える。
きっと多くの人が理想的な生き方だと教育を受けて、それに合わせるように人生を送っていたでしょう。
しかし、現代となっては、その理想的な生き方の道を外れた人、逆説を唱える人が成功を収めているケースも増えてきています。
逆に、従来の理想的な生き方をしている人が、リストラや家庭崩壊など、人生に困ってしまうといったことも珍しくありません。
既に理想的な生き方=絶対論は崩壊し、大学オワコン、安定した会社ない、家族負債、マイホーム負債など、人によって価値観がそれぞれになっています。
根本的な理由としては、情報化が発達したため、資本主義の構造を理解する人が多くなったという理由があげられます。
不景気になったからと勘違いしている人が多いようですが、微々たる理由でしかありません。
また、この世の成り立ち自体には絶対論など存在せず、従来の価値観は資本主義の強者たちが都合のいいように仕組んだ罠であると気付いた人が多くなったという理由もあるでしょう。
義務教育では学習や部活に励み、よい大学に入学して安定した会社に入社して家族を持ち、マイホームを建て定年まで働いて老後を迎える。
聞こえはよいですが、どこか疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。
そう、人の生き方、人生が勝手に決められてしまっているのです。
本来ならば、人が100人いれば100通りの生き方があり、人それぞれどのように人生を送りたいかはさまざまなのです。
家族を持ちたい人もいれば、起業したい人もいる、自分の好きなことだけして生きたい人、世界を旅したい人など、さまざまなはずです。
多くの人がそれに気づきはじめ、自分なりに人生の目標を立て生活するようになったため、絶対論は崩壊しました。
日本人は答え・正解がない生き方がそもそも苦手である
絶対論の崩壊は日本人によい影響を与えるのか。
多くの日本人は答え・正解がない生き方が苦手です。
色々な原因がありますが、教えられたことは完璧にできるが、自分から何かを率先して行うことができない人、言い方を悪くすると奴隷気質の人が多いということがあげられます。
また、国のスローガンである「和」の意味をみんなで手をつなぎ合って仲良くといったような間違った解釈をしてしまっている人が多いため、人と違うことができないということもあげられるでしょう。
「和」の本来の意味は、さまざまな価値観を受け入れるという意味であって、仲良くするという意味ではありません。
ですから、価値観が決まっていた従来の理想の人生は、大いに疑問に感じるはずです。
資本主義を理解して従来の思考から脱出する
答え・正解がない時代を柔軟に生きていくためには、まず搾取されないことが大前提になるため、資本主義への理解が必須になるでしょう。
なぜなら、資本も持っている側、いわゆる政府や大企業はその地位を守るために大衆を犠牲にします。地位を守るために一番簡単な方法は、大衆を思い通りに動かすことです。
分からないように、少しずつ都合のいいように従わせてきますが、絶対論では犠牲になりやすいのです。
通常であれば、資本主義社会の理想的な教育は、段階でお金の勉強をさせ、ビジネスの勉強をさせ、資本を持てるように行うことではないでしょうか。
ですが、日本は全くといっていいほどお金の勉強をさせません。
答え・正解がない時代を柔軟に生きていくためには、資本主義の構造を理解し、搾取されずに目標を叶えていくことが大切です。
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